おいちゃん のコメント

配信ありがとうございます!
今号のゴー宣と、高森先生のブログ「最もシンプルで実践的な憲法9条講義」を読んで、少しずつ理解を進めています。
日本の防衛論における自衛権と交戦権の使い分けについて、なんでそんなご都合主義なの?と思っていましたが、なるほど世界でも交戦権は認めてないし、自衛権は保証されてる。これ別に日本国憲法に特有の欺瞞ではないんですね。
実質的に考えれば武力行使の場面では必ず「自衛権の行使」という名目になるはずで、仮に「日本軍の交戦権は、これを認める」としたら、とんでもない拡張主義の国だと思われますもんね。
となると、やっぱり問題は戦力を保持しないとした2項になるわけですね。他国の場合、戦力つまり軍隊を保持しているのは前提で、だからこそ統制規範が明記できるんだわ。勉強になるわー。
だから、やっぱり政治家が「自衛隊は違憲」とか言ったらダメなんですね。ざっくりしたフローとしては、まず、現在の自衛隊は憲法上戦力ではなかったという「解釈」は認めた上で、現在の自衛隊とは全く関係なく、戦力統制規範と入れ替える形で2項を削除し、その新憲法の下に、改めて、自衛隊を位置づける。そうすれば自衛隊は戦力であり、その戦力は文民によって統制されているということになり、スッキリするのでは。
我ながらどうなんだろうか、この「ザ・議論」から何ヶ月か越しのちんたらした理解力。泣ける…。

No.51 81ヶ月前

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