前々回、そして今回の「ゴー宣」を読んで、白痴化と言っていいほど知性が劣化しても、やっぱり日本人の本質は変わらないもんだなと感じました。
確か山本七平だったと思いますが、一神教徒ではない日本人は絶対者（神）を持たない。代わりにその時々に応じて「内なる神」を持つんだそうです。二・二六事件の青年将校なら天皇が（但し勝手に理想化した天皇）、大東亜戦争末期には多くの国民が、やっぱり天皇を神とし、そして戦争に負ければあっさり転向して、今度は平和憲法やら社会主義を絶対者とした・・・そんなことを言っていたと思います。
ですから安倍ロスしてもきっと、安倍真理教徒は一夜にしてあっさりと転向して、なんか別の神に帰依することでしょう。そして何事もなかったかのように同じことを続けると思います。
ですが我々は決して忘れず、この黒歴史を記憶しておくことが大切だと思います。それが白痴化を防ぐ方法でしょう。