日本人のすごいところは、仏教であろうが、 儒教であろうが、聖書だろうが、「原典」批判ができたことです。 他の民族は原典を神聖視して絶対に、批判しません。 江戸時代の富永仲基なんかは、大乗非仏説を唱えますし、 江戸時代の日本人は『大学』は偽書だと見破ったり、 聖書の教えに関しては、新井白石が、宣教師イワン・シドチを 聖書の話は荒唐無稽と批判したりしています。 こういう原典批判ができたのは、世界広しといえども日本だけですし、 西洋人のキリスト教徒が聖書を研究しようとしたのは現代になってからです。 この驚異の時代を小林先生の描く明治初期につながるかとおもうと 興味津々です。
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小林よしのりチャンネル
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日本人のすごいところは、仏教であろうが、
儒教であろうが、聖書だろうが、「原典」批判ができたことです。
他の民族は原典を神聖視して絶対に、批判しません。
江戸時代の富永仲基なんかは、大乗非仏説を唱えますし、
江戸時代の日本人は『大学』は偽書だと見破ったり、
聖書の教えに関しては、新井白石が、宣教師イワン・シドチを
聖書の話は荒唐無稽と批判したりしています。
こういう原典批判ができたのは、世界広しといえども日本だけですし、
西洋人のキリスト教徒が聖書を研究しようとしたのは現代になってからです。
この驚異の時代を小林先生の描く明治初期につながるかとおもうと
興味津々です。