明治日本が正しく素早く近代化できたのには、武士と言う知識特権階級による寡頭政治があったからなのでしょう。
現代日本では堂々とはできないシステムですが、正しい民主主義を運営するにはこういった寡頭政治の方が向くということでしょう。

しかし現代日本でも本来、政治家は優れた知識階級であり、選挙で選ばれた庶民の代表のはず。
その人たちが正しい行動をしてさえくれれば、良い国を作り、運営していくことはできるはずです。

ところが今の日本の実態は、政治家や官僚がたった数年前の記憶さえない、もっとも記録を重んじる機関がたった数年前の面談記録さえ無いうと言う。
首相や大臣が息を吐くように嘘をつき、大手新聞もそれを擁護する始末・・・

これでは明治日本を作った人たちが天国で泣いているでしょう。
この状況は絶対になんとかしたい！

もう一つ、ネットが最悪なところは「欲しい情報だけしか見ない」ということでしょう。

仮にも新聞であれば、たとえ産経新聞でも少しはいいことが書いてあるかもしれない。（ないかな？）
仮にテレビであれば、たとえ日本テレビの報道番組でもまともなことをことを言っているかもしれない。（ないかな？）
それが多少でも耳に入ることがあるから、庶民は完全洗脳されないでいると思います。

しかし、ネットだとまず欲しい情報しか検索しない、検索して出てきたものでもプレビューを見て自分に都合のいい情報しかクリックしない。
それがSNSだろうと、自分に心地よい情報にしかいいねをしない、と言うことでしょう。

まして2ちゃんなどのドブ底掲示板では、自分考えに同調してくれる、自分と同じレベルのクズが集まっているのですから、さらに自己承認欲求が満たされてしまう。
これでは、一流のお笑い芸人や政治家でさえ嵌ってしまう悪魔の麻薬となってもしょうがないでしょう。

そうならないためには、やっぱりまともな書籍を読む、そしてまともな議論をするのが一番良いと思います。

そしてそれこそが、今発売の大東亜論 第三部 「明治日本を作った男達」であり、8/6開催、7/26締切のゴー宣道場である！
と宣伝しておきます(^^)