それにしてもケント・ギルバートの嫌韓本には笑わせてもらいました。

一番の目玉は「2050　極東マップ」ですかね。もう名前からしてデマ臭半端無いこの地図。
なんで日本が関ヶ原辺りで分断されているの？その境目は電源周波数地域の境目じゃないの？そもそも日本を占領するなら普通首都を落とすものじゃないの？
　そしてこれが中国外務省から流出したとありますが、（その時点で十分ヘンですけど）ロシアの表記がカタカナだ！これはあれですか、中国人が自分たちの侵略予定を、わざわざ日本語に訳して日本人の手に渡したということですか？だとしたら中国ってすごく表現の自由に溢れた国ですね。
　なにより、中国には中華思想があって、日本のことを「小日本」と呼ぶくらいなのに、自分たちの侵略予定地図に「極東」とか書き込む訳が無いでしょう。

「2050　極東マップ」はツッコミどころ満載のアホ地図です。これだけでもケントの本は「トンデモ本だね」と却下されて良い筈なのに、日本の中高年がこぞって買い求めて、いまや35万部ですか。何回も言ってるかもしれませんが、日本の劣化ぶりは酷いですね。