山口敬之の事を取り上げないのって、警察の沽券に関わる事なんでしょうね。

安倍政権の支持率は下がっていても山口の事を取り上げないのはこの事件が正に警察の威厳と権威とレジテマシーに関わり合いを持つ事他ならないのでしょう。

安倍政権じゃなくて、もっと遥か昔からある、江戸幕府を追放して作らせた明治以来の統治機構の権威を守る為なのでしょう。

安倍政権はどう足掻いても消えてなくなります。
しかしそれでも日本政府は存在し、警察の機構はこれからも存在し続けることになるのでしょう。

警官の不祥事が起きていても警官や警察関係者や警察官僚達の罰則が緩いのは警察という玉を傷付けさせてなるものかという狙いがあるのかも知れません。

共謀罪も、かの漫画弾圧関連条例や法律も、国民が十徳ナイフや懐中電灯を持っていても軽犯罪法違反で捕まえようとすることも、全て警察が国民を縛り付けて統治しようと考えているからですよね。

パチンコ産業関連も全部警察の天下り無しでは語れません。

宗教団体って、警察権力を掌握したいんですよね。
東京都って、自民党の警察系の票田が多くて石原都政の時でもがっつり食い込んでいた事は記憶に新しいかと思います。


私は個人的にこう思っているんですよね。

慰安婦論争が海外で拗れてしまっているのは、現在の日本が売春を過去を引き合いにしても認めていないという建前で、売春と思しき風俗関連でも警察がそれを監督しているからなんですよね。
売春を認めないと、結局慰安婦は過去から現在に至るまで「非合法で行なわれた恥ずべき事」という烙印を捺されるんですよ。

国民の娯楽を監視し取り締まろうと警察が首突っ込んできていますよね。
アダルトビデオを皮切りに、芸能界にも切り込んでいこうとする警察の思惑が見て取れますね。
芸能界なんで、テレビ局にも及ぶのでしょう。

テレビ局に及べば、必然的に報道の自由が脅かされることとなるでしょう。

残念なことに今の国民は、自由であることに耐えられなくて権利を権力に預けがちになってしまっていることなんですよね。