「よしりんにきいてみよっ!#71」の感想です。 実はかなりの部分を拝見しており、これまでの自分の投稿をよむと、どういうコメントをおくったのか、おのづとわかると思います。それでも、最後の方は(食事の都合などで)見られなかったので、いろいろと考えさせられました。 私は安倍の会見には興味がなかったので、まるで見たいとも思っていないのですが、非道い内容だったみたいですね。先生が、「若者は莫迦だ」と連呼されていたのには、その通りではないか、と思います。今までの小説やドラマが、若さを讃美する傾向にあったので、なおのこと、「認めたくないものだな、みづからの、若さ故の過ちというものを」という有名なセリフのことを思い浮かべます(何という作品の、誰のセリフかは、ご存じですよね)。 私の働いているところでも、若い人もかなり居るのですが、あるとき、何気にイギリスのノルマン征服という事件のことを話したことがあり(念のために解説すると、イングランド王国は、フランスのノルマンディー公という人に戦争で負けてのっとられ、彼が現イギリス王室の遠い祖先となっています)、この出来事は学校の授業でも習うのですが、その結果、フランス語で「牛」「豚」を意味する「beef」「pork」が、王や上流貴族のところに出される際には肉になっているため、現代英語の「牛肉」「豚肉」の意味になった、という話をしたら、かなり驚かれました(ちなみに、この話は、確か学生時代に英語の授業で聞いたことで、英語の問題集の欄外コラムとかでもよんだ話です。ウォルター・スコットの「アイバンホー」という小説にものっております)。そうかと思うと、日本史の異説をまことしやかに語ってきたりもするのだから、どうなのかな、と思います。 結局のところ、人間の知識とは、孫悟空がお釈迦様の手の中を世界のすべてと認識して、そこから脱出できない程度に狭く、かたよっているのだろうと思います。 NHKの社会部と政治部の記者の争いの話も、興味深く拜聴しました。なぜNHKという公共の電波をあづかる立場の人たちが、菅という政治家に怒られ、脅迫されなければならないのか、だから、いつぞやの元復興大臣のような暴言が出てくるのだろうと思います。 木蘭さんの洋服も可愛らしかったです。 権力をもつ人が言論の自由を享受できるのだから、権力者の言動はとち狂ってゆくのでしょう。誰からも叱られない立場にあると、何をしても良い、という勘違いをしてしまうのでしょう。叱られるということは有り難いことなのだと思います。三浦瑠麗さんも、これだけ先生がたから批判されるのだから、おこないを改めてほしいと思うのですが、それはやはり難しいのでしょうか。 そう言っている自分も、好き勝手に投稿しているように思われるかも知れませんが、実はかなりあれこれ考えているつもりです。この場を借りてお詫びしますが、またQ&Aに口出ししたのは、自分の記す内容とリンクするところがあり、公論にもつながると判断したからです。でも、餘計なことだったのかも知れません。ただ、きついことを申しますが、ひとたび口に出したことは、相手に理解されないのなら、別の表現を用いて、説明する必要はある、と思います。私がそれをさまたげてしまったのなら、謝ります。 それと、首都圈のみの開催だと、地方の人の声が伝わらないと私も感じていました。(当時の)掲示板を見ることすらかなわなかったのです。「ゴーマニストパーティー」みたいなものでも良いとも投稿した覚えがあるのですが、さすがに、「道場」と並行では不可能です。 小林先生の体調、ということも気になったのですが、まづは関西、九州と開催できて良かったと、一ファンの立場から思います。 それと、小林麻央さんのご冥福をお祈り申しあげます。今朝の爆笑問題の番組でも見たのですが、野際陽子さん同様、とても立派な人だったのかと感動しました。太田光には何かと批判があるようですが、この話と、豊田議員の件については、かなりまっとうなことを伝えていたようです。 あと、SMAPのことも記しますが、ジャニーズ社長の頭の中には、森さんのことは頭にはいっていないようですね。森さんの意見も紹介されていたので、記しました(私が見た番組では、SMAPは当初スケートボードをやっているグループだったように記憶しています)。三人がそれぞれの道で活躍できますように。 >>149 どうも有り難うございます。国を治める責任と、誰に慈愛を向けるべきか、という問題は、そのまま安倍政権と今の日本の庶民の立場に結びつきます。「十二国記」は、ただのファンタジーとしてよみとばしてしまえないものであり、現代政治に通じる非常に大きなメッセージを有した作品だと思い、この場に紹介しました(「図南の翼」がよみかけになってしまっています)。 長くなりました。とりあえずは、こんなところです(少し、修正しました)。
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「よしりんにきいてみよっ!#71」の感想です。
実はかなりの部分を拝見しており、これまでの自分の投稿をよむと、どういうコメントをおくったのか、おのづとわかると思います。それでも、最後の方は(食事の都合などで)見られなかったので、いろいろと考えさせられました。
私は安倍の会見には興味がなかったので、まるで見たいとも思っていないのですが、非道い内容だったみたいですね。先生が、「若者は莫迦だ」と連呼されていたのには、その通りではないか、と思います。今までの小説やドラマが、若さを讃美する傾向にあったので、なおのこと、「認めたくないものだな、みづからの、若さ故の過ちというものを」という有名なセリフのことを思い浮かべます(何という作品の、誰のセリフかは、ご存じですよね)。
私の働いているところでも、若い人もかなり居るのですが、あるとき、何気にイギリスのノルマン征服という事件のことを話したことがあり(念のために解説すると、イングランド王国は、フランスのノルマンディー公という人に戦争で負けてのっとられ、彼が現イギリス王室の遠い祖先となっています)、この出来事は学校の授業でも習うのですが、その結果、フランス語で「牛」「豚」を意味する「beef」「pork」が、王や上流貴族のところに出される際には肉になっているため、現代英語の「牛肉」「豚肉」の意味になった、という話をしたら、かなり驚かれました(ちなみに、この話は、確か学生時代に英語の授業で聞いたことで、英語の問題集の欄外コラムとかでもよんだ話です。ウォルター・スコットの「アイバンホー」という小説にものっております)。そうかと思うと、日本史の異説をまことしやかに語ってきたりもするのだから、どうなのかな、と思います。
結局のところ、人間の知識とは、孫悟空がお釈迦様の手の中を世界のすべてと認識して、そこから脱出できない程度に狭く、かたよっているのだろうと思います。
NHKの社会部と政治部の記者の争いの話も、興味深く拜聴しました。なぜNHKという公共の電波をあづかる立場の人たちが、菅という政治家に怒られ、脅迫されなければならないのか、だから、いつぞやの元復興大臣のような暴言が出てくるのだろうと思います。
木蘭さんの洋服も可愛らしかったです。
権力をもつ人が言論の自由を享受できるのだから、権力者の言動はとち狂ってゆくのでしょう。誰からも叱られない立場にあると、何をしても良い、という勘違いをしてしまうのでしょう。叱られるということは有り難いことなのだと思います。三浦瑠麗さんも、これだけ先生がたから批判されるのだから、おこないを改めてほしいと思うのですが、それはやはり難しいのでしょうか。
そう言っている自分も、好き勝手に投稿しているように思われるかも知れませんが、実はかなりあれこれ考えているつもりです。この場を借りてお詫びしますが、またQ&Aに口出ししたのは、自分の記す内容とリンクするところがあり、公論にもつながると判断したからです。でも、餘計なことだったのかも知れません。ただ、きついことを申しますが、ひとたび口に出したことは、相手に理解されないのなら、別の表現を用いて、説明する必要はある、と思います。私がそれをさまたげてしまったのなら、謝ります。
それと、首都圈のみの開催だと、地方の人の声が伝わらないと私も感じていました。(当時の)掲示板を見ることすらかなわなかったのです。「ゴーマニストパーティー」みたいなものでも良いとも投稿した覚えがあるのですが、さすがに、「道場」と並行では不可能です。
小林先生の体調、ということも気になったのですが、まづは関西、九州と開催できて良かったと、一ファンの立場から思います。
それと、小林麻央さんのご冥福をお祈り申しあげます。今朝の爆笑問題の番組でも見たのですが、野際陽子さん同様、とても立派な人だったのかと感動しました。太田光には何かと批判があるようですが、この話と、豊田議員の件については、かなりまっとうなことを伝えていたようです。
あと、SMAPのことも記しますが、ジャニーズ社長の頭の中には、森さんのことは頭にはいっていないようですね。森さんの意見も紹介されていたので、記しました(私が見た番組では、SMAPは当初スケートボードをやっているグループだったように記憶しています)。三人がそれぞれの道で活躍できますように。
>>149
どうも有り難うございます。国を治める責任と、誰に慈愛を向けるべきか、という問題は、そのまま安倍政権と今の日本の庶民の立場に結びつきます。「十二国記」は、ただのファンタジーとしてよみとばしてしまえないものであり、現代政治に通じる非常に大きなメッセージを有した作品だと思い、この場に紹介しました(「図南の翼」がよみかけになってしまっています)。
長くなりました。とりあえずは、こんなところです(少し、修正しました)。