私は海外在住で道場に普段参加できず、タイムシフトも失念してしまったので（痛恨の極み）、まだ内容を拝見できていないのですが、切通さんが書かれていたようにもし次なる論点が『天皇がなくなったら我々は自由になるのか』になっていくというのを読み、戦慄と感動を同時に覚えました。

「天皇は本当に必要なのか」とは一見極めて”不敬”な問いでありますが、それでも我々は天皇を戴きたい・存在していただきたいという風に、天皇という存在に回帰することになるでしょうし、あえてその運命を引き受けてくださる陛下や皇室の「聖性」が浮かび上がる展開になろうかと思います。

既存の保守やネトウヨが、天皇の存在なんて当たり前！皇室に生まれたのだから色んな制限のある生活を強いられるのは当然！天皇がいてくれるだけで、日本はスゴイ！そんな日本に生まれた自分も何もしなくてもただスゴイ！と膨れ上がる一方で、「どうして我々は天皇を欲するのか」「天皇とは我々の”自由”にとってどのような意味を持つのか」というところまで掘り下げるのは、ゴー宣道場だけが現時点到達できる高みではないでしょうか。

ただ、それでもなお思考停止せず、さらに前に進んでいきましょう！