四君子 のコメント

 久しぶりに投稿します。
 遅ればせながらですが、小林先生のパソコンが復旧したようで、良かったです。ソフトインストールに限らず、パスワードはとても厄介ですね。

 自分のパソコンも少しハングアップしていたのですが、
 ソフトを入れ直す際に、マイクロソフトやインターネットの会社に電話をしたりして、かなり面倒でした。
(電話ですと、受付時間の問題もあり、平日はかなり厳しかったです)
 こちらの情報を正しく伝えたつもりでいても、相手が理解できていない、ということもたびたびありました。
 中にはメールでの対応しかしてくださらないところもあり、
 3台以上はインストールできないというメッセージが出たりして、
 3台ではなく、同じパソコンに再度入れ直すのだということを説明したいのに、
 口頭で、直に話せないことがもどかしく感じられました。

 こういう場合、私たちは言葉や文字で意思伝達をしているつもりでも、
 実は客観性をかいている場合があります。
 主観性が表に立ってしまい、
「なぜ、自分の話している内容がうまく相手に伝達できないのだろう」とか、
「自分のわかることが、どうして相手に理解できないのだろうか」
と感じたりするようです。
 そんなことは当たり前であって、
 人間には、得手不得手があるわけです。
 文系型の人間も居れば、理系の人も居て、双方に長けている人も存在します。

 公共性には、客観性が最大の条件だと思います。
 万人すべての幸福や利益に通じ、「全体の奉仕者」であるためには、
 ひとりよがりな視野から、ものごとをとらえてはならないと思います。
 上述したような、すべての個性を持った人間それぞれのケースに対応しなければならないでしょう。
 「内閣人事局の設置」で、公務員の立場を委縮させ、
 特定の政治家の主観的な利益を守り、権益を保護するようになってはならないのだと思いました。

 今回のライジング、ゴーマニズム宣言第228回「内閣人事局は独裁システムだ」の感想も交えて記してみましたが、いかがだったでしょうか。
 尚、私はインターネットの世界の深淵さに、得体の知れなさを感じます。
 あたかも、巨大なホストコンピュータが存在するような感じで(バビル2世のような)。
 ソフトのインストールもインターネットでできるようになってしまっていますが、
 プロダクトキーやパスワードを入力する煩雑さもさることながら、
 そのデータがどこから来て、どのような効果を有するものなのか、と。
 DVDやブルーレイから入れてしまった方が安心できるのではないか、という疑念を覚えます。
 しかし、いつからパソコンはこんなにわけがわからなくなったのでしょうか。

 共謀罪が成立すると、この不可視領域を利用した、情報の監視がおこなわれるか、あるいはその存在を危懼して、怯えることにもなるのでしょう。
 かつて、治安維持法が試行されていた際に、「昆蟲の社会」という本を買っただけで、社会主義者だと疑われたという笑えないエピソードを聞いたことがあります。
 「ゲリラカイト」という凧のことを調べただけで、ゲリラだとマークされる世の中が招来するのでしょうか。「ゲリマンダー」とかでも(これはマークされても仕方がないのかな)。

No.85 90ヶ月前

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