配信ありがとうございます！
今号のゴー宣二本立てを拝読して、なんとなく、あー、なるほどと思ってしまいました。
多分、官僚は今、全然能力が発揮できていないし、仕事への意欲もほぼ無いんだろうと思います。
国会答弁に立つ現職官僚の態度もそうですが、安倍内閣の方針といったら、安保法制のときのあのパネルで明らかなように、どう見ても破綻した理屈でしか説明できないんですよね。
官僚の方はどう考えても無理筋の政策だってことは自覚してるはずです。なのに無理くり条文と広報資料を作らされ、野党や学者にそのデタラメを指摘され、破綻した法案を破綻したまま与党が数で押し通していく。頭脳を誇る官僚からしたら、普通は屈辱ですよね。
で多分そうしてるうちにやる気もなくしていくでしょう。「どんなヒドイ法案でも答弁でも、どうせ与党が押し通すんだから、テキトーに形だけつけとけ」って仕事に必然的になると思います。

前川氏に呼応する職員が文科省から現れてきたのは、それでもやっぱり、官僚のプライドとして、忸怩としたものが溜まっていたのかも、と思います。

あの佐川理財局長は今、前川氏をどう思っているんだろう。かたや権力の走狗、かたや公僕の鑑。同じく「官僚」を表す両極の言葉の例が同時に示されたような気がしています。