今号のゴー宣を拝読して考えたのは、
官僚をコントロール出来る政治家を！ってのは、昔から有りましたが、それはちゃんと各省庁の上に(大臣として)乗っても、
判子を押すだけでは無く、官僚とやり合えるだけの能力を備えた政治家を育てようと言う、理念の下に考えられて来た筈なんですよね、
それを実践しようとしたのは嘗ての田中派だし、後の小沢一郎氏やそれこそ菅直人の勢力、言わば後々民主党と成るグループな訳で、
その政治理念こそが一度は政権与党(正確に言うと日本新党時代の細川政権時代も含めて二度)を取ることが出来たわけです。が、しかし…。
今や完全に外野に追いやり完璧な一党独裁体制に移行した自民(維新・公明・共産)は、
官僚コントロールし、警察力・自衛隊力の足枷を破壊し、権力を政権与党に集中させる方向に向かって爆進してる訳ですね。
共謀罪を是が非でも通して、暴力装置を時の政権与党が完全掌握したいと言う思いが完全具現化されようとしている訳です、
じゃ無きゃ政治家と警察などは共謀罪対象外なんて項目作る筈無いですからね。
極左が良く言う「特高の復活だ！」はあながち間違いでは無いのでしょうね、それこそ一部の警察官僚の悲願だし。
シビリアンコントロールを曲解するとこうなる悪しき例と成りますから、
このまま一般市民の生活に支障が出るところまで行かないと、今の国民は分かりゃしねーでしょーねー。
ありがとうございました。