shiro のコメント

作家は書きあげると毎回定年が来る、と恐ろしいことをおっしゃっていた橋本治氏を思い出します。私なら耐えられませんよ。自分が「用無し」になる瞬間というのは、居た堪れないものがあります。自分を殺すのは、いつだってほかならぬ自分自身なのです。

己を生かそうと思ったら、素直にみずからの限界を認め、自分を生かせることを見つけて世の中に貢献すべきでしょう。弱さを認める強さがないから、最後には強者に縋りつき、か細い命脈を保つだけの誇りなき弱者に転落していくのです。

No.344 91ヶ月前

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