よしりん先生、みのもんた氏の生放送、お疲れ様でした。高森先生も万全の体調ではない中、本当にお疲れ様でした。ネトウヨ女がガヤガヤうるさい番組でしたが、いくつか見どころもありました。
ひとつめは、国民主権で自由に物が言える立場のネトウヨ女たちに、よしりん先生が「わしは天皇陛下のお気持ちどおりにして差し上げたい、と思っている」というところです。あれで、ネトウヨ女はひるんだように思いました。それまでは、さも自分たちが一番歴史を知っているかのように発言していたのが、だいぶ静かになって、あとの放送が聞きやすくなりました（笑）
ふたつめは、羽鳥真一の「モーニングショー」で時々見ていた山口真由氏は男系支持ではないな、と思ったことです（女系容認でもないかもしれませんが）。とくに竹田に「”国民の象徴”とは、過去・未来のすべての国民の象徴である（から今まで男系を維持してきたのも過去の国民の考えだから）」と言わせた質問は、あとのよしりん先生の「今の天皇陛下のお気持ちどおりにして差し上げたい」と矛盾してますよね。竹田の発言は、やっぱり昔からの伝統（それが伝統かどうかは別として）が大切で、今上陛下がどう思おうとそれは違う、と言う「国民主権病」が現れているわけですから愉快でした。
みっつめは、あの、みのもんたです。皇統問題にまったくの無知なのか、視聴者目線で野質問だったのか分かりませんが（たぶん前者だと思いますが）、「やっぱり男尊女卑だよな」と純粋に言って見せた姿は視聴者の心に残ったと思います。むしろ、討論を観た無知な人たちがそんな印象を持ったことが良いことだな、と思いました。みのもんたは判官びいきなところがありますから、全般的に劣勢だったのかもしれませんが、中立の立場で観た人は、男系側の異常性は伝わったのではないかと思いました。