ＳＡＰＩＯ、読みました。共謀罪法案、
よしりん先生が「物言う市民に変わる」と言われたのは
今回の前川氏やレイプ被害女性のことでも裏打ちされましたね。
あと治安維持法が例に出されていましたが、
国会での議論と実際は変わります。
よく「治安維持法とは時代が違う」と言われますが、
アベ自民党が野党の反対を押し切り成立させた法律でも、
「マイナンバー法案」は「なぜするのか」と聞かれ、
「児童手当に所得証明の添付をつけなくてよくするためだ」
と答えていました。「それだけのことか」と聞かれていましたが、
今なお児童手当に所得証明はつけなくてはいけません。
住民票と合わせて、６００円をかけて取ってきました。
元々「課税通知書」のコピーで事足ります。
「もらうためだから良いじゃないかと」思うかもしれませんが、
いつも１，０００円もらって５０円強奪されたような気分です。
私は公務員で書類を受け付けていますが、「必要です」と言って
忙しい中役所に行って取ってきてもらうのも悪い気がします。
マイナンバーの書類は管理が厳しく言われ、時間をかけて直接
出先から役所へ持って行く、税金を使って簡易書留で送る、
といったことをいちいちしなければいけません。
「教員免許更新制」も目的は「不適格教員の排除」でしたが、
これで排除された教員は聞いたことがありません。
何の研修にもならず、時間と金銭的な負担が増えているだけです。
ようやく「教員のブラック部活」などが話題になっていますが、
忙しさに拍車をかけています。
これも「臨時教員」は採用時にふるいにかけられるので対象外、
との答弁でしたが、結局臨時で採用される際にも必要で、
優秀な人が負担で更新しないため「教員の質の低下」を招いています。
このように今問題にされていない法律もこんな感じで、
ロクなことがありません。長文失礼しました。