26日深夜放送の朝ナマ面白かったです。
百田尚樹の今まで散々保守系の本、雑誌で書かれてきた事のテンプレート発言のオンパレードが一番可笑しかったです。百田の脳ミソと思想こそが「永遠のゼロ」じゃないかと、何度も突っ込みたくなりました。
でも僕は百田の出演には大変意義があったと思います。それは現在の保守論壇が、百田程度の知識の「あまちゃん」でも通用してしまう、ぬるま湯に浸かった「カエルの楽園」だという事がわかったからです。その点では百田に感謝したいです。
あと竹田恒泰の弟子で、顔色の悪い渡辺麻友のような顔をした、吉木誉絵を見て保守論壇もついに「萌えキャラ戦略」に出たのかなと思いました。
一方、ライオン丸・井上達夫氏は報道ステーションから発言がキレキレだったし、佐高信氏もいい味出してました。
三浦瑠璃氏の朝ナマ批判についてですが、三浦氏はまず論点整理をして、それから冷静に話し合うのが論争だと考えてるのでしょう。
しかし人間は、相手に何かを本気で伝えようとしたら、つい口調も強くなるし、怒鳴り合いにもなると思います。それこそが論争の醍醐味であり、本質ではないでしょうか。
三浦氏もむしろ、人の話を遮るくらい自分の意見を怒鳴りながらでも伝えようとする、図々しさを身につけた方がいいんじゃないでしょうか。その方が三浦氏の「上から目線キャラ」が生きると僕は思います。
僭越ながら、スマートな議論にこだわる三浦氏は、知識人としてまだまだ「あまちゃん」で「ひよっこ」だと思います。
最後に三浦氏の話を受けての、小林先生の朝ナマの意義・業績についてのお話しは、朝ナマはもうオワコンじゃないかと思っていた僕の考えが浅かったと痛感させられました。