ランバダ稲荷 のコメント

配信、ありがとうございます。安倍総理と今井尚哉氏の話、興味深く読ませていただきました。
思い出したのは中国、秦帝国末期にいた2代目皇帝胡亥と宰相趙高の話でした。始皇帝のころから2代目胡亥のお守役をやっていた趙高は、始皇帝の死後、胡亥を操り人形化してしまい権勢をほしいままにします。そして胡亥には反乱や敗北などの都合の悪い情報は伝えず、耳障りのいい話しか伝えませんでした。しかし、劉邦率いる反乱軍が首都に迫り、有力な将軍が20万もの兵とともに項羽に降ると、情報を隠しきれなくなります。そこで趙高は宮廷に「珍しい馬を連れてきた」と言って鹿を連れてきます。趙高は皇帝の前で宮廷の官吏たちに鹿を「馬」と言わせ、最後まで「鹿」と言い切った官吏を全員、首をはねてしまったそうです。こうして趙高は、皇帝に真実を告げようとする者をすべて処刑して、情報の隠ぺいを図ろうとしたわけなのですが、この話が「馬鹿(バカ)」という言葉の語源になったそうです。最終的に趙高は胡亥を裏切り、泣いて命乞いする胡亥を暗殺してしまったそうです。
胡亥を安倍氏、趙高を今井氏に置き換えると、今後の結末が見えてきそうな気がするのは考えすぎでしょうか?どうあれ、国民を巻き込むのだけは勘弁してほしいものです。長々と失礼しました。

No.66 92ヶ月前

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