配信お疲れ様です。いよいよもって核心に迫ってきましたね。小林先生のお体がとても心配ですが、ゆっくりお休み下さいとも言えず、なんとも遣る瀬無い限りです。

日本は和の国などと申しますが、これも負の方向に働けば、責任の所在が不明確で権力が暴走するようになってしまう。先生は先だって石原元都知事の無責任体質を批判されましたが、我が国にはこうした権力者の無答責が骨の髄まで浸透してしまっている。責任を取らない癖に威張り散らす責任者（実態は「無責任者」）が諸悪の根源であるというのは、戦争の時代と何も変わらないように思えます。

しかし、彼らが負わない責任がこの世から消えてなくなることはない。いずれどこかのだれかが代わりに背負わなければなりません。「公」に携わる人間の責任放棄のツケは、必ず国民にそのしわ寄せとなってあらわれる。先生がかつて戦った薬害エイズ問題もそうでした。原発も豊洲問題も言うにあらずでしょう。もっと他に話し合うべき問題がなどと言う人もおりますが、権力者が責任逃れしたときこそ手を緩めず追求しないと、彼らがこれから為す全てに無責任を認めることになります。それでは何を決定しても意味がありません。極右政権の連座者たちは、満開の桜の下で好き放題飲み食いしました。ツケの領収書と生ゴミはまとめて持ち帰って頂かねばなりません。