「ワイドナショー」」に三浦瑠璃氏が出演されていて、「北の脅威」報道について「何を今更」的にコメントされていたのが面白かったです。
三浦氏は前々から「北は核武装している」というコメントを番組で発言していたのに、そこから進展せずに同じ事の繰り返しに陥っているのだとか。
実際、限られた情報で北朝鮮の内実について分析し、妄想をたくましくしても意味ないよなあ、と思います。

山口敬之が「サリンを搭載したミサイルを発射してくることも有り得る。そのためにペットボトルの水を用意しておいた方がよい」などと、あっけにとられるような発言をしていましたが、「サリン搭載ミサイル」については安倍晋三も国会で発言しておりました。
結局はコピペでしたか（笑）。
それにしても、一国の首相がそういう憶測に基づいた発言を公の場で行ってよいものなのでしょうかね。

そういえば、アメリカのカール・ビンソン空母が朝鮮半島に接近しているそうですが、もし北朝鮮から何らかの攻撃を受ければ集団的自衛権行使の対象になるのでしょうか？
「米国イージス艦が攻撃された場合」などと2015年の国会で説明していましたが、同様の「存立危機事態」となるわけですよね？
安倍晋三ないし稲田朋美は自衛隊を出動させる準備はあるのでしょうか？
それが北朝鮮を余計に刺激して、本来は見逃されていた日本が攻撃対象になってしまう、という事態は有り得るのでしょうか？

私が北朝鮮情勢について最も知りたいのは、この点です。
マスコミにしても、かつては安保法制に反対の立場をとっていたのであれば、ここは掘り下げてしかるべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。