四君子 のコメント

 今号のライジングの感想です。

泉美木蘭のトンデモ見聞録第27回「安倍晋三・昭恵夫妻のカルト信仰、霊感頼み」

 もくれんさんの方の記事は、殆ど何も附け足すことがないのです。前号の内容、ヴィデオの感想とほぼ重なります。
 その鴻池という人の疑惑から、何かが決潰(けっかい)し、暴露される可能性が高いと思いました。
 こういう時こそ、菅さんみたいなかたが現れて、いらいらしないといけないのかな?
 原発事故の被害を(それでも)最小限に押さえた功績は、認めなければならないと思います。
 本日の東京新聞の特集面でも、「必ず記録が保管されている筈だ」とありました。
 それにしても、「蒟蒻」とは、変なたとえですね。私にとっては、「ルパン三世」のアニメで、石川五右ヱ門が唯一斬鉄剣で切れなかったという程度のものです。健康食品で贈賄の糊塗をする愚かさ、とでも言うのでしょうか(コニャックの聞き間違えかとも思いました)。

 しかし、安倍という人も、レヴェルの低い人です。私が(個人における)「坂の上の雲」を目指す姿勢を否定しないのは。それが日々成長し、向上して、昨日とは違う自己へとつながってゆく、と思うからです。ただ、そこに驕慢さがあらわれた場合、みづからを振り返って、己の存在の極小さ、卑小さを鑑みる必要があると思います。自分とは捜すものではなく、すでにそこに存在するものであって、自己とは見つけるのではなく、知り、疑い、より充実させてゆくものだと、私は思います。

ゴーマニズム宣言 第219回「デマで辻元清美を叩くチンケな右派」

 辻本議員については、小林先生が「新ゴー宣」第8巻第107章で、(当時の西村防衛大臣の発言を)「強姦」と叫んでいた場面が心に燒きついていて、あまり良い印象は持っておらず、正直言えば、あまり関心はありませんでした。今回の話も、ライジングではじめて知りました。大橋巨泉さんが持ち上げているのを聞いていても、気持ち悪いとしか感じられませんでした。
 恐らく、「民主主義という病い」でのべられているように、辻本さんもかなり学習されていて、人というのは、日々成長し、変化するものなのでしょう。同時に、日々の努力をおこたり、惰性と安寧に身を任せてしまうと、劣化し、退化することもあり得るわけです。今回の森友問題でも、豊洲市場移転問題においても、そのことは言えるのではないか、と感じました。昔の単行本では、石原さんの評価も随分違っていますし。
 ただ、豊洲問題の萌芽はこのころあったわけで、殷鑑(いんかん)遠からず、三つ子の魂、百まで、とは至言であり、私たちは日々己と向き合い、小人であると自覚しつつ精進し、互いに切磋琢磨しつづけなければならない、とも感じました。

 それと、「しゃべくり」のところの、茶魔と安倍のならんでいるコラージュは、失禮だと思いましたが、をかしかったです。

 今回は、こんなところです。つまらぬことをだらだらとすみま千利休。

No.96 92ヶ月前

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