告白すると、この水からの伝言の「水に美しい言葉をかけると美しい水の結晶ができる、人もまた同じなので美しい言葉をかけよう」という言説が心にストンと入って来たことがあります。それがどんな時だったかというとピュアでイノセントな幼子の育児に奮闘し、自分も幼子に同調しピュアでイノセントな気分になっていた時期でした。この言説に育児でとまどう私の気持ちが肯定されて、心地よくなった気がしました。当時、小学校の道徳や育児関係のお便りで広まっていった言説というのもなんとなくわかります。
しかし、この言説は現実の実験と照らし合わせると破綻するもので奇妙な珍説ということに後から気がつきました。そして木蓮師匠が調べ上げると、よりそのおぞましさが暴かれますね。
このピュアでイノセントな気持ちになっている時に入り込んでしまう、理屈がおかしい珍説だけど心地よいという過程は重要だと思います。
この感覚は櫻井よしことヒゲの殿下対談での男系男子天皇素晴らしい言説を読んだ時とよく似ています。妙な心地よさがありました。しかし、現実に男子が産めなかっただけのことで苦しまれる雅子さまの事を考えると冷めていきました。
このことからピュアでイノセントな時ほどしっかり現実との照らし合わせを踏むというのを教訓にしたいと思います。

また、ネトウヨって愚かしいほどピュアでイノセントだから辻本氏＝悪の構図を絶対と信じて疑わないのでしょうね。ピュアでイノセントなのはアイドルだけでよいです。