M.O のコメント

昨日の「九州ゴー宣道場」お疲れ様でした。
私はPCで生放送を観ていたのですが、大変に勉強になりました。
ネタバレすると良くないようなので(?)漠然と書きますが、戦後の日本は権力にって都合の良い体制になってしまっているのだなあ、と実感しました。

また、高森先生による「教育勅語」の解説は目からウロコでした。
時代背景を知って、初めてその真の価値に気付きました。
「劣化保守」の連中はそれを全く勉強していないので、「教育勅語」を道徳の規準としながらも、家族のあり方をいわゆる「家父長制」(儒教に基づいたもの、という認識でよいのでしょうか)を理想としてしまう、という矛盾に気付かないのでしょうね。

ところで辻元清美議員は私の地元なのですが、2ヶ月に1回程のペースで、市民ホールで講演を行っています。
日曜日の昼間という市民が参加しやすい時間帯に設定されています。
ポスターは、以前は自身の顔のアップが強調されていて、「民主党(当時)」という党名は隅に小さく表示されていただけだったのですが、現在は山尾志桜里議員とのツーショットになっています。
これだけ見ても、かつて「総理! 総理!」と連呼していた時代とは随分変わられたのだろうなと実感します。

ネトウヨが辻元議員をターゲットにするのは、かつて小林先生が『ゴー宣』で戯画化して批判していたことと関係があるのかな、と思ったりします。
「小林よしのりが批判するのだから酷いサヨク」という認識だけがいまだに残り、最近の変化には目もくれず、「どのように叩いてもよい対象」としてサンドバッグ扱いしているような気がします。
Yahoo!ニュースのコメント欄で、「俺は辻元が被災地でばらまいていたチラシを持っている」と豪語していたネトウヨがいて、思わず吹き出してしまいました。
試みに私が「いつ、どこで、どんな状況でそのチラシを入手したのか?」と聞くと、「俺が持っていると言うんだから、持っているんだよ!」という返しが来て、また笑ってしまいました。

ネットによる脳の劣化は左翼も右翼も目を覆わんばかりですが、「九州ゴー宣道場」に中高生の姉妹が参加されていたのは救いでした。
私は44歳の独身男性ですが、自分の頭できちんと勉強し、自身の思想や哲学を追究していくことができる次世代を育て、応援していきたいなと思います。
ちなみん、結婚はまだ諦めておりません(蛇足)。

No.132 92ヶ月前

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