池上彰の「皇室スペシャル」をご覧になった方がおられるようですが、私は「さすがに『天皇論 平成29年』を読了した人間には物足りないだろう」と思っていたので見ませんでした。
でも、母親（69歳）が見ておりまして、「知らなかったことが多かった」そうです。
年間200件を越す公務、大変に心身共に負担となる祭祀の実情を知って「想像を絶する激務なのだ」と驚いたようです。
私としては『天皇論 平成29年』を読ませたいところなのですが、毎日を仕事（子供と触れ合うのが好きでやっている）で忙しくしていて読む時間はなさそうなので、こういった番組ででも基礎知識を得られたのであれば良かったなと思います。
ちなみに、そんな母親は皇室についての知識は少ないかもしれないけど、陛下の玉音放送ですんなりと「譲位を認めて差し上げるべき」と申しており、愛子様が天皇になられることも当然という認識でおります。
女性宮家については、当初は「そんなん、必要あんの？」と言っていましたが、私が要点をかいつまんで説明し、「悠仁様で途絶える可能性があるよ」と言うと納得しました。
庶民の常識的感覚に基礎知識を少し加えれば、簡単に理解できることですよね。
「男系固執」こそ、庶民には理解不能なドグマだと思います。