いつも楽しく拝読しております。

一週遅れですが、アマゾンの件について皆さんのコメントと岸端さんの返信を読んで考えさせられました。
以前坂本龍一さんが、ベートーベンの第九の本当の値段は幾らか、という話をしていました。生演奏しかなかった時代、レコード、CD、データ配信。どれが本当の値段なのか、と（結論と話の趣旨は忘れてしまいましたが）。
また、知合いが冗談で、「オーケストラとピアノソロのアルバムが同じ値段なのはおかしい、原価計算書を見せろ」と言っていました。
ものの値段は、経費（人件費など）・商品価値・需給の釣り合い・相場・その他で決まると思いますが、流通・媒体・消費スタイルの変化のもたらす影響が、ものの価値を問い直さなければならないほど大きくなっているのでしょうか？
取りあえず、本とCDが無くなると困るので、せっせと消費したいと思います。

分かりにくい上に長文での投稿、失礼しました。