四君子 のコメント

 もう少し、つづけます。
 あと、言葉ということについて感じたのですが・・・。
 たとえば、「世界で一番大事な存在」をどうとらえるかといった場合、それはその國の言語によっても、かなりニュアンスは異なるだろうと思います。
 「私の(我が)世界において」、大事な存在といった場合、それは私的な空間にとらわれたものであって、友情や恋愛感情でしかないことが多く、
 「私たち(我々)の世界において」、大事な存在といった場合には、ある意味その人の個人的な主観によるものでしょうが、公的な意味も含まれ、この世の中への改革とか変革といった思いがあったりするわけで、
 君が代の歌でもあらわれていることですが、日本語はそういうことを基本的に区別せず、曖昧にぼかして表現してしまう場合が多いので、讀解力やその場の雰囲気をよむ努力が必要とされる文化の土壌から生まれた言語なのかも知れないと思います。
 ただし、あとの場合でも、森友学園のような独善的な視野の狭さから、偏見による、定型的な凝り固まった思想を生み出す危険性もあるのだから、人の意見を虚心坦懐に受け入れる客観性・他者視点を心の内面に持たねばならないのだとも、自戒いたします。

 くだらないことを随分と記しました。ご容赦下さい。
 №14のトワージさんのコメントもかなり勉強になりました。上記に記したように、私は、日本語でも主語・述語を明確にする必要はあると思うし、外國語にもよびかけで名詞だけを言う場合もあると思います。確か、スペイン語が動詞の活用で主語をはぶく場合もあると耳にしています。
 長くなりましたが、以上です。

No.155 93ヶ月前

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