設営隊長daiの天皇論平成29年の感想です。 この本は発売前から楽しみにしていました。まあ、小林よしのりの本は全部そうですが、表紙の天皇陛下の肖像画の清らかな佇まいと慈愛のこもった微笑み、我々のような俗にまみれた人間には絶対に醸し出せない種類のもので、それを描き切ったよしりん先生の技術力はさることながら、深い恋闕の念が感じ取られます。この表紙はよしりん本の中で最高傑作だと言っていいでしょう。 この本は以前の天皇論に比べ、国民主権への批判が強調されていますね。よしりん少年はかつて、「天皇よりも我々が偉いんだ」と喝破したように、突き詰めるとどうしてもそうなります。それが陛下をはじめとして皇族方をどれほど苦しめてきたか!例えば、「公務よりも祈るだけでいい」と言ってみたり、雅子様に男の子を産むよう圧力かけたり・・・。公務を軽視する学者は少なからず功なり名を遂げた人達でしょうけど、彼らだって自分たちの研究の実績を否定されたら激怒するはず、また、雅子様の件に至っては完全にセクハラです。(なので、僕は今後「セクハラ保守」といいたい!) 本当にこんなことが許されていいのか。けど、人間の本性といっていいのでしょうか、弱い人間ほど、不利な人間ほど叩かれやすく、叩く人間は手前勝手な正義を纏って、叩く理由づけをする。彼ら絶対安全の立場から人を叩くのであって、ためらわせるものがあるとすれば保身のみ。人間って嫌だな・・・って、そう思ってしまいます・・・。 しかし、本来であれば人が人を想う気持ちは国民主権なんかで規定されるものではありません。天皇陛下をはじめとした皇族方は激務の中、常に国民に寄り添い、励まし、勇気づけられてきた。僕らはそれを感じているからこそ、自然と尊敬の念が湧いてくるんですよね。もう人間としての格が違います。けど、それでも無神経に陛下を批判する奴がいる。陛下の足元にも及ばないくらいの卑小な人間のくせに「何様のつもりだ!」と言いたいですね。 「何様のつもり」これって大事な視点ですね。人間の器の大きさ小ささは直感できないと。けど、それをぶちこわすのが「国民主権病」。このような感性の乏しい奴らを僕は絶対信用しません。 ご公務の映像で僕が好きなものがあります。両陛下がバンザイクリフを訪れたときのもので、すきとおるほどの青空と青い海、しかしその先の崖、そこは大東亜戦争末期に米軍に追い詰められて、万歳と叫びながら飛び込んで行った人達がいた。両陛下はその崖が見える場所で、正装の上、ただひたすら頭を垂れていました。その画からは型通りでない慰霊の念が伝わってきて、非常に美しいものでした。だから、僕は怒りを込めて言いたい!陛下から公務を取り上げるな!人のために祈ったこともない感性の麻痺した奴らが陛下に対し公務でんでん言うべきではない!!と。 実は陛下は常に闘ってこられました。民間からお妃を迎えられたこと、土葬から火葬に変えられたこと。今までの慣例をそれで良しとせず、時代にそぐわないものは変えてこられた。そして、陛下最後の闘いといえるのが、生前退位、女性宮家の設立です。関西ゴー宣道場が第一章の始まりなら、与野党合意後の九州道場は第二章の始まりです。与野党合意がきちんと履行されるよう、そして、女性宮家の設立が前進するよう、皆様には九州にぜひ集まっていただきたいと思います。よろしくお願いします!!
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設営隊長daiの天皇論平成29年の感想です。
この本は発売前から楽しみにしていました。まあ、小林よしのりの本は全部そうですが、表紙の天皇陛下の肖像画の清らかな佇まいと慈愛のこもった微笑み、我々のような俗にまみれた人間には絶対に醸し出せない種類のもので、それを描き切ったよしりん先生の技術力はさることながら、深い恋闕の念が感じ取られます。この表紙はよしりん本の中で最高傑作だと言っていいでしょう。
この本は以前の天皇論に比べ、国民主権への批判が強調されていますね。よしりん少年はかつて、「天皇よりも我々が偉いんだ」と喝破したように、突き詰めるとどうしてもそうなります。それが陛下をはじめとして皇族方をどれほど苦しめてきたか!例えば、「公務よりも祈るだけでいい」と言ってみたり、雅子様に男の子を産むよう圧力かけたり・・・。公務を軽視する学者は少なからず功なり名を遂げた人達でしょうけど、彼らだって自分たちの研究の実績を否定されたら激怒するはず、また、雅子様の件に至っては完全にセクハラです。(なので、僕は今後「セクハラ保守」といいたい!)
本当にこんなことが許されていいのか。けど、人間の本性といっていいのでしょうか、弱い人間ほど、不利な人間ほど叩かれやすく、叩く人間は手前勝手な正義を纏って、叩く理由づけをする。彼ら絶対安全の立場から人を叩くのであって、ためらわせるものがあるとすれば保身のみ。人間って嫌だな・・・って、そう思ってしまいます・・・。
しかし、本来であれば人が人を想う気持ちは国民主権なんかで規定されるものではありません。天皇陛下をはじめとした皇族方は激務の中、常に国民に寄り添い、励まし、勇気づけられてきた。僕らはそれを感じているからこそ、自然と尊敬の念が湧いてくるんですよね。もう人間としての格が違います。けど、それでも無神経に陛下を批判する奴がいる。陛下の足元にも及ばないくらいの卑小な人間のくせに「何様のつもりだ!」と言いたいですね。
「何様のつもり」これって大事な視点ですね。人間の器の大きさ小ささは直感できないと。けど、それをぶちこわすのが「国民主権病」。このような感性の乏しい奴らを僕は絶対信用しません。
ご公務の映像で僕が好きなものがあります。両陛下がバンザイクリフを訪れたときのもので、すきとおるほどの青空と青い海、しかしその先の崖、そこは大東亜戦争末期に米軍に追い詰められて、万歳と叫びながら飛び込んで行った人達がいた。両陛下はその崖が見える場所で、正装の上、ただひたすら頭を垂れていました。その画からは型通りでない慰霊の念が伝わってきて、非常に美しいものでした。だから、僕は怒りを込めて言いたい!陛下から公務を取り上げるな!人のために祈ったこともない感性の麻痺した奴らが陛下に対し公務でんでん言うべきではない!!と。
実は陛下は常に闘ってこられました。民間からお妃を迎えられたこと、土葬から火葬に変えられたこと。今までの慣例をそれで良しとせず、時代にそぐわないものは変えてこられた。そして、陛下最後の闘いといえるのが、生前退位、女性宮家の設立です。関西ゴー宣道場が第一章の始まりなら、与野党合意後の九州道場は第二章の始まりです。与野党合意がきちんと履行されるよう、そして、女性宮家の設立が前進するよう、皆様には九州にぜひ集まっていただきたいと思います。よろしくお願いします!!