束原雨侠_Z.Ukyo のコメント

森友学園の事件の関係者および擁護する者…面倒なので「森フレンズ」と略しましょうか。彼らが共通して、好んで用いる「法的には問題ない」というアレが非常にむかつきます。

そもそも、法というものは人間が「とりあえず今はこれが正しい」と定めているだけで、天地開闢のはじめから正しいと定められたものではありません(大げさですが)。それを規定してしまおうという試みが一神教であったり、社会思想であったりします(だから文化間での齟齬=戦争が起こる)。
法の根底には、あくまで前提、建前ですが、「社会正義」があるはずです。逆に言えば、物事は社会正義に照らしてどうなのか、という視点が絶対に必要だと僕は考えます。

ある、古いヤクザの親分へのインタビューの本で、「ヤクザは法律のエキスパートだ」というくだりがありました。「法に触れてさえいなければ何をしてもいい」というのは、本来はヤクザの思考だということです(政財界の人間なんてみんなヤクザみたいなもんでしょうが…)。

特定の政治思想や政党への応援を児童に強制させるという、「教育基本法に違反している学園」に経済上の便宜を図ったとなれば、すでに立派な不法行為であるようにも思いますが、あらゆる手段でそんな事実はなかった事にするつもりでしょう。しかし一連のデータから、「森フレンズ」がかの学園に「思想的に共鳴」していた事は疑いようがありません。イカレ学園に賛同している連中もまた、精神的、道義的、人格的にイカレていると思います。

よしりん先生がブログで「安倍昭恵、並びに安倍首相の「道義的責任」は免れない」と書かれている、この事が実は一番重要なポイントだと思います。「道義的に間違っているが法的にはクリアしている」なんて、この世で最も悪どい事ではないでしょうか。

勢いに任せて書いたら長文になってしまったので、このへんで失礼します。

No.126 94ヶ月前

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