今号のライジングについて

　もくれんさんの記事について
　ツィッターの記事まで登場して、多彩な文面でした。
　よくぞ、ここまでまとめてくださった、と感心します。
　國会で、安倍が逆ギレする場面は、TVで見て居てもをかしかったです。
　
　小林先生の記事について
　雅子さまバッシングについては、「天皇論平成29年」の内容でよんで、いたましさを感じ、少し極論をあげましたが、ここまでくると、「朝右足から起き上がったら、いいことが起こる」・「北風が吹いたら桶屋が儲かる」なみの迷信やジンクスです。
　こうのとりの問題とおっしゃられてゐた時のことが懐かしいです。
　女の人は、物や道具ぢゃない！
　それと同時に、雑誌で騷いでゐたころに、この問題に我関せず焉といった態度をとってゐたことを恥づかしく思ひました。

　それにしても、ファーストレディとか王妃様とか言ったら、大統領や國王に萬が一の事態があった場合に、権限を代行するくらゐの権威があるわけで、
　フィリピンでもアキノ氏が暗殺されたら、その夫人があとをついで大統領に当選するほどなのだから、私人だなんていえないですね。もし、安倍晋三が夫人を守りたければ、離縁するくらゐの措置をとらねばいけないのではないでせうか。
　「天皇論」旧版でも描かれてゐる、美智子様が山形國体で火炎瓶を投げつけられた陛下をかばわれたという箇所を、平成29年版第29章p502のような態度をとった安倍は、どのようによんだのでしょうか。昭恵夫人も、目を通していたのなら。
　今回の改訂増補版をよんで、（ゆうこりんの箇所が省かれたのは残念ですが）、國民主権の無意味さと、男女平等の普遍性を考えさせられました。