彼らから滲み出てくるものは、弱者の僻み根性です。国内でいくら「お大臣」の名声を得ようとも、所詮は米国という強者の使い走りに過ぎない。そういう矮小な自己を認められず、対立する政治・思想勢力を見下すことでそれを慰撫しようという「似非マッチョイズム」が自民党のオヤジ政治家やそのシンパたちからプンプンと臭ってくる。皇室バッシングも、そうした「所詮パシリに過ぎない癖にエラそうに踏ん反り返りたいオヤジ」の僻み根性の表れに過ぎません。

本物の強者は、「男」は、女を守るものです。また、守らないでもいい人間に対しては敬意を表するものです。彼らにはそれが微塵もない。いい意味の男らしさが感じられない。彼らが「俺は男なんだぞ（だから無条件で偉い）」とか「日本人なんだぞ（だから無条件で偉い）」という糞極右と親和性が高いのは言うまでもありません。
弱者が無理に強者ぶろうとするから（首相がその典型ですが）そのようになるのです。
メッキが落ちてオロオロするさまは、もはや一国の宰相の態度に非ず。「細小」とでも名を変えた方が宜しいでしょう。