もう時を待つしかないのかもしれないけれど、せっかく全体会議の議事録が一部公開されたので、やはり道場でも議論していただきたいです。
じきに残りの議事録も公開されるとは思いますが。
せっかく野田さんや野党が働きかけて公開に漕ぎ着けたんですから。

自分が一読して思ったのは、公明党が強硬に4条抵触を主張しているのがかなり意外でした。
公明党なんてのは与党の尻馬に乗っかるだけのボンクラだと思っていましたが、まさかこんなに強硬に、むしろ自民党より典範改正に反対していたとは。
3月3日の公明党、北側一雄の態度は実に腹立たしいです。典範によらない退位が憲法2条違反だという指摘は「一部」で言われていることで、そんな人は「少ない」と吐き捨てる一方で、天皇の意志に基づく退位は4条違反になるというのは「普通の、通常の考え方」などとバカ抜かしてます。
その上でやはり、特例法に何を書き込むかと言ったら、今回の退位に至った「事情」とか「背景」と言っており、見る限り全然最初の特例法から歩み寄ってません。
自民党の高村は、「一代限りとは今後言わない」と一度言いましたが、片山虎之助に突っ込まれると、何やらゴチャゴチャ言い訳して、結局一代限りだか後の要件になるんだかわからない言い方をしてました。コイツ多分あんま考えてない。
本当に腹立たしい議論の中で、民進、社民、共産、沖縄の風はまともな考えを示しています。

報道が飛ばしまくってる今、確かに時期を逸した感はありますが、せっかく公開されたんですから、この議事録がもっと広く読まれてほしいです。