皿うどんボンバー のコメント

泉美先生の「トンデモ見聞録」、今いろんなメディアで森友学園の件を報道していますが、
そのどれよりも読み応えのある記事でした。
ここまで詳細に調べ上げて、巧みな文で綴れるのは泉美先生だけだと思います。

森友学園も、日本会議も、男系固執派も、ネトウヨも、みんな「アナクロ全体主義」に染まっていますね。
保守系雑誌の購読層は年配の人が多いということですし、その世代にも「アナクロ全体主義」に染まっている人が一定数いるのかなと思いますが、
ネトウヨは、働かずに2chやSNSやTwitterに常駐しているような人達だけでなく、
普通に家庭を持っているような中流層にもネトウヨがいるということがありますね。
実際、友人づきあいをしている人の中にも、政治の話題になるとネトウヨっぽい思想で語る人も結構いて、
普段の仲は決して悪くないのですが、政治の話をするのが気まずい、ということがあったりします。

「ゴー宣」ですが、自殺者の件は「人の絆が絶たれた時に自殺は起こりやすくなる」というのは、本当にもう、非常に納得です。
私は精神的に参ってしまって入院をせざるを得なくなった時、入院する直前は本当にギリギリの状態で、
自殺をしようとまでは思いませんでしたが、「消えてしまいたい」「いなくなりたい」と思い詰めていました。
その時は独り暮らしでしたから、リストラにも遭い一人ぼっちになって、最終的に身内に頼る前までは、
医師に少し話す程度で、悩みは全部自分の内に抱え込んでしまっているような状況でした。

今、自殺に追い込まれている若者、働き盛りの人達は、かつての私なんかよりも、もっと暗い淵にいるのかもしれません。
その時に支えになるもは、近しい人だったり、身内だったり、恋人だったり、配偶者だったり、いろいろあるかと思いますが、
音楽や文章、漫画や小説、映画などの力も大きいです。自分のささやかな経験からも思います。
そんな時にアベノミクス礼賛の知識人の記事を読んだら・・・
もしその知識人が気にかけているような人だったりしたら・・・
普通の状態で読んでもゲンナリするものを、ギリギリの状況にある人が読んだ時の影響を思うと恐ろしいです。

No.36 94ヶ月前

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