くりん のコメント

『天皇論平成29年』を現在読み込んでいるところです。

雅子さまの置かれた状況が描かれた第9・10賞を読んでいるときは、何度もはらわたが煮えくり返りました。週刊誌の記事なんて何でもないことをねじ曲げて面白おかしく書いてるだけだと読んだことなんてほとんどなく、それは正しかったのだと実感しました。
皇太子さまも雅子さまもお互いの血を継ぐお子様の誕生を、心から望まれていたことでしょう。それが本人たちの努力ではどうしようもない事情からそれが叶わないことに長い間悩み苦しまれていたと思います。
それを本来お二人をお守りするはずの宮内庁の職員が、皇太子ご夫妻がお子様に恵まれないのを「雅子さまがお子様を望む気持ちが弱いからだ」と身勝手な精神論を雅子さまにおしつけいらぬプレッシャーを与え続け苦しめてきたのです。流産という悲しい出来事は宮内庁職員が引き起こしたと言っても過言ではありません。
強く優しい皇太子さまがプロポーズの言葉通り雅子さまを守り続けてきてくださったからこそ、雅子さまは今まで生きていくことができたのです。

本来ならば皇太子ご夫妻のもとに愛子さまが生まれてきてくださったときに、女性・女系天皇を認めるよう皇室典範を改正しなければならなかったのです。
宮内庁職員は間近で雅子さまが苦しまれてる姿を見てきたのですから、政府関係者やマスコミにそう働きかけ説き伏せなければならなかったのです。それをせず愛子さまの誕生を祝福せず、マスコミに雅子さまをバッシングさせる情報を垂れ流し続けたのは職務怠慢のみならず人間失格の行為です。
伴侶と子がいる宮内庁職員は幸運にも大きなトラブルもなく子宝に恵まれただけだというのに、それを当然のことだと思いあがっているに違いありません。
雅子さまや愛子さまが置かれている現状は、日本の女性たちが置かれている状況を象徴されています。
雅子さまを苦しめ続けた宮内庁職員や男系固執派たちのような命そのものを軽んじる輩がのさぼっている日本の少子化が止まる訳がありません。

愛子さまが正式に未来の天皇陛下となる皇太子となられ、雅子さまが「幸せな人生だった」と思える日が一日でも早く訪れるよう、日本国民として力を尽くしていきたい所存です。

No.150 94ヶ月前

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