くだらない蘊蓄を語ってしまい、申しわけありま温泉。ついでながら、やはりつけ加えます。 「直虎」の第5話で、今川氏真の幼名が「たつおう」と文書で記されていましたが、 王貞治さんが「ワンちゃん」と呼ばれていたことからも類推されるように、 「龍王」だったら、「たつわう」になるのです。昔の日本語には「ん(んぐ)」にあたる文字が存在しないので、「う」や「い」で代用するという習慣があったそうです。 そして「あう」という音は「おー」というふうに変化しやすいので(欧米語でもAugustという例などがあります)。 「わう」は「をー」になるわけです。なお、「え」も安土桃山時代代には「ye」みたいな音だったと聞きました。 別にこんなことを知ったからといって、何の役に立つわけではありませんが、時代ドラマをより楽しくみるきっかけにならないかと思い、記しました。「直虎」の話自体は小豪族の生き残りを描いた立派な作品だと思いますので、引きつづき鑑賞します(柴咲コウが荒水行する場面が面白かったです)。
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小林よしのりチャンネル
(ID:22136524)
くだらない蘊蓄を語ってしまい、申しわけありま温泉。ついでながら、やはりつけ加えます。
「直虎」の第5話で、今川氏真の幼名が「たつおう」と文書で記されていましたが、
王貞治さんが「ワンちゃん」と呼ばれていたことからも類推されるように、
「龍王」だったら、「たつわう」になるのです。昔の日本語には「ん(んぐ)」にあたる文字が存在しないので、「う」や「い」で代用するという習慣があったそうです。
そして「あう」という音は「おー」というふうに変化しやすいので(欧米語でもAugustという例などがあります)。
「わう」は「をー」になるわけです。なお、「え」も安土桃山時代代には「ye」みたいな音だったと聞きました。
別にこんなことを知ったからといって、何の役に立つわけではありませんが、時代ドラマをより楽しくみるきっかけにならないかと思い、記しました。「直虎」の話自体は小豪族の生き残りを描いた立派な作品だと思いますので、引きつづき鑑賞します(柴咲コウが荒水行する場面が面白かったです)。