叢叡世 のコメント

前にも書いたかと思いますが、キン肉マンの作者のゆでたまご先生はデビュー当時高校生でしたね。
40年前ほどにデビューした頃の絵はお世辞にも上手いとは言えない下手糞な絵だったと思います。

でも、今では筋肉の配置といい動きといい、初期の頃と比べて全然レベルが違っているくらいに絵が上手くなってます。

もう一人、ジャンプ出身でギャグ漫画家のつの丸先生もデビューしたての頃は絵が下手糞でそれは内外ともに言われてたみたいですね。

しかし今となってはかなり上手くなってます。
動物の絵は勿論のこと、動きもよく描けています。

ギャグ漫画家って伸び白がどうやらあるようですね。
(実はGAGキング出身で生き残っているのは漫☆画太郎先生とつの丸先生とうすた京介先生の三人だけ。なにわ小吉先生はふっと出てふっといなくなってしまった)

次、どうやって読者、お客さんの目を離さないでおこうかという技術が模索された結果絵も上手くなっていくのだと感じます。

宮崎駿監督の絵も元々上手いのですが、40年30年前のアニメーターだったの頃の絵と違って最近の手掛ける絵がやけにリアリティを感じるようになりました。

ギャグ漫画家だけでなく他の漫画家もそうでしたが、エルフェンリートを描いていた岡本倫先生も連載当初は物凄く絵が下手糞でした。それが回数を重ねるごとに段々と絵が上手くなっていくんですよね。

漫画家ではないですが、ゲーム会社に就いていたイラストレーター(武内崇や樋上いたる)も下手糞な絵柄だったのに10年くらい描いていたら上手くなっていた例はありますね。

今じゃみんな幕下付出みたいに即戦力実力を求められるようになってしまっているから、大変だなと思いますね。

No.141 94ヶ月前

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