大衆心理というものを考えるうえでルボンの『群衆心理』はとても勉強になります。興味がある人は読んでみてください。 大衆というものは個人で考えると別個の考えを持つものですが、集団になると理性の鎖が外れてなにをしでかすか分かりません。それこそナチスの大虐殺も集団催眠がかかったら良心の呵責なしに実行できたのです。 安倍政権も大衆心理は分かってますから国民を洗脳すべく「静かな議論」「政争の具」というワードを挿入します。それを拡散すれば大衆は国会での議論を政争の具にしていると野党を批判する構図が出来上がってしまうのです。 逆に考えれば「開かれた議論」というワードが大衆の合意事項になれば安倍政権の目論見は頓挫することになるのです。 だから、先生がやっているように野田幹事長や他の議員と会うことは大衆を開かれた議論にしようとするのに大いに効果があると思います。 大衆というのは郵政解散のように一時的とはいえ熱狂をすると反対異見を封殺する動きになります。 だから大衆を扇動というのは言葉が悪いのですが 「開かれた議論」「国民の総意としての天皇」「私たちの天皇」というのを大衆にぶつけ一時的に熱狂させる必要もあるかもしれません。やり方は邪道ですが政府の思惑を外すには効果はあるでしょう。 大衆を政府側かこちら側に引き寄せられるかで 勝敗が決まるのは間違いないです。
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小林よしのりチャンネル
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大衆心理というものを考えるうえでルボンの『群衆心理』はとても勉強になります。興味がある人は読んでみてください。
大衆というものは個人で考えると別個の考えを持つものですが、集団になると理性の鎖が外れてなにをしでかすか分かりません。それこそナチスの大虐殺も集団催眠がかかったら良心の呵責なしに実行できたのです。
安倍政権も大衆心理は分かってますから国民を洗脳すべく「静かな議論」「政争の具」というワードを挿入します。それを拡散すれば大衆は国会での議論を政争の具にしていると野党を批判する構図が出来上がってしまうのです。
逆に考えれば「開かれた議論」というワードが大衆の合意事項になれば安倍政権の目論見は頓挫することになるのです。
だから、先生がやっているように野田幹事長や他の議員と会うことは大衆を開かれた議論にしようとするのに大いに効果があると思います。
大衆というのは郵政解散のように一時的とはいえ熱狂をすると反対異見を封殺する動きになります。
だから大衆を扇動というのは言葉が悪いのですが
「開かれた議論」「国民の総意としての天皇」「私たちの天皇」というのを大衆にぶつけ一時的に熱狂させる必要もあるかもしれません。やり方は邪道ですが政府の思惑を外すには効果はあるでしょう。
大衆を政府側かこちら側に引き寄せられるかで
勝敗が決まるのは間違いないです。