たまたま朝ドラ「べっぴんさん」を見る機会がありましたが、違和感ありありでした。
ヒロインで娘の母であるすみれがジャズ喫茶に出入りしていた娘のさくらを連れ戻しに行くという設定っておかしくないでしょうか？
すみれはジャズ喫茶は「いかがわしい」という感覚で、それは当時の世の人が同じように「(ジャズ喫茶を)いかがわしい」と考えていたから出てきた感覚だったはず。
だからそんな「いかがわしい」場所にすみれが単身で乗り込むという行動はあり得ないでしょうか？
周りの大人たちが遠巻きに娘を見守って「良識ぶってる」のも変です。ちゃんと娘をすみれの家まで連れて帰る大人がいたはず。
あの当時なら、まだそういう共同体の感覚があったと思うのに…。
ジャズ喫茶のホールの中で娘を叱る設定は変だ。「いかがわしい」という感覚なら、一刻も早く「いかがわしい」場所を出て、家に帰ってから叱るのが通常の親だと思うのですが。
地元神戸が舞台なのに、変すぎます。