『そこまで言って委員会』を拝見しました。 相変わらずの竹田恒泰の暴走ぶりが目に余り、視聴するのが正直辛かったです。 特に「男系継承が絶えた時点で、女系による継承も許さず、そのまま皇室は途絶えれば良い!」と断言するあたり、もはや”狂気”の域に達しているとしか思えません。 この錯乱ぶりは、サヨクの香山リカか、ネトウヨの竹田恒泰、が現代ニッポンにおける”二大極北”ですね。 彼の論法はいつも一貫していて、 ・高齢のまま在位すれば、天皇としてのお勤めを高いレベルで果たせなくなるとの主張があれば、 「ならば病気で臥せっていた昭和天皇は天皇として機能していないと言うのか!」とあたかもこちらが昭和天皇を非難しているかのような印象を周囲に与え、 ・特措法では違憲の譲位・即位の恐れがあるとの主張があれば 「ならば今回特措法で皇太子殿下が即位された場合は、天皇として一切認めないということか!」と論理をすり替え、 ・宮内庁関係者やご学友などの各コメントなどを参照すれば 「それは陛下のお言葉としてどこに書いてある?書いてもないことを勝手に忖度するな!」と(自分以外を)聖域化します。 全部、オウムの上祐のような”屁理屈”なのですが、朝生のような参加者が比較的オープンに選ばれている場であれば、皆に一笑に付されるか、井上達夫に一喝されて終わるところ、あのような”ネトウヨ”空間ではあたかも説得力が対等にあるかのように編集されてしまうのが哀しいですね。 番組自体もまるで陛下の玉音放送の本質部分に触れることなく、また参加者(宮家邦彦や長谷川幸洋など)も無知をさらけ出し、いまさら憲法一条を取り上げるなど、的を得ない構成なのがさらに残念でした。 テーマを本気で取り上げようとせず、単に竹田vs所先生、竹田vs高森先生のバトルが観たいだけ、というただの”野次馬根性”の内容だったと思います。 このような中でも戦いを続けられた高森先生に感謝、そして激励を。
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(ID:2577880)
『そこまで言って委員会』を拝見しました。
相変わらずの竹田恒泰の暴走ぶりが目に余り、視聴するのが正直辛かったです。
特に「男系継承が絶えた時点で、女系による継承も許さず、そのまま皇室は途絶えれば良い!」と断言するあたり、もはや”狂気”の域に達しているとしか思えません。
この錯乱ぶりは、サヨクの香山リカか、ネトウヨの竹田恒泰、が現代ニッポンにおける”二大極北”ですね。
彼の論法はいつも一貫していて、
・高齢のまま在位すれば、天皇としてのお勤めを高いレベルで果たせなくなるとの主張があれば、
「ならば病気で臥せっていた昭和天皇は天皇として機能していないと言うのか!」とあたかもこちらが昭和天皇を非難しているかのような印象を周囲に与え、
・特措法では違憲の譲位・即位の恐れがあるとの主張があれば
「ならば今回特措法で皇太子殿下が即位された場合は、天皇として一切認めないということか!」と論理をすり替え、
・宮内庁関係者やご学友などの各コメントなどを参照すれば
「それは陛下のお言葉としてどこに書いてある?書いてもないことを勝手に忖度するな!」と(自分以外を)聖域化します。
全部、オウムの上祐のような”屁理屈”なのですが、朝生のような参加者が比較的オープンに選ばれている場であれば、皆に一笑に付されるか、井上達夫に一喝されて終わるところ、あのような”ネトウヨ”空間ではあたかも説得力が対等にあるかのように編集されてしまうのが哀しいですね。
番組自体もまるで陛下の玉音放送の本質部分に触れることなく、また参加者(宮家邦彦や長谷川幸洋など)も無知をさらけ出し、いまさら憲法一条を取り上げるなど、的を得ない構成なのがさらに残念でした。
テーマを本気で取り上げようとせず、単に竹田vs所先生、竹田vs高森先生のバトルが観たいだけ、というただの”野次馬根性”の内容だったと思います。
このような中でも戦いを続けられた高森先生に感謝、そして激励を。