Q＆Aコーナーのタンク野郎さん。
「真田丸」は物語として本当に面白かったです。数年ぶりに大河ドラマを最後まで見ました。同じ時代の「軍師官兵衛」は主役が完璧過ぎ、感情移入が出来なくて途中で止めました。
戦国時代について興味が湧いてきたそうですが、お勧め本が２冊あります。
１冊目は朝日選書「雑兵たちの戦場」藤木久志著。今では反論もありますが、この時代の民衆の状況を知るためのスタンダードな本です。今日の「直虎」でのムロツヨシの役柄ですが、紛争処理のために身代わり（殺され役）として、村々は乞食を日ごろから扶養していたそうです。藤木さんの著書で知りました。弱肉強食の世界は本当に生きにくいですよ。
２冊目は講談社選書メチエ「宗教で読む戦国時代」神田千里著。この時代の価値観が分かります。意外と戦国人は死後の世界を信用していなくて現世利益を求めています。

タンク野郎さんに限らず、歴史に興味の有るゴー宣読者さんにお勧めですよ。