このまま行けば、安倍政権は改元後、平成で言えば平成33年まで続きます。五輪と改元を挟んで、このペースで行けばナチスまがいの独裁制が完成するには充分ではないでしょうか。何しろ今現在、日本は政権に対する批判能力が皆無といえる状態なんですから。 小林先生は初期ゴー宣から左翼と闘う場面がいくつもありましたが、それは、議論が成立する状況で、思想同士を戦わせることができたからです。 ポジションとしては正反対の筈の井上さんとの議論がとても爽快に感じられたのも、真正面から「議論」ができたからだと思います。 しかし、日本の政治はもはや思想を戦わせることができない状態です。力の論理だけで全てが動いていく状態です。安倍の再選を待つまでもなく、もうすでに危機的な状態なんです。 かつて佐藤優が卑怯な圧力攻勢を仕掛けたとき、小林先生と永らく批判しあってきた宮崎哲弥さんが、たとえ正反対の主張をする人物であっても、その口が封じられる位なら、その人を守る方に回る、と仰って、尽力してくれました。小池議員の態度は、この宮崎さんの義憤と同じように捉えて間違いないように思います。
チャンネルに入会
フォロー
小林よしのりチャンネル
(ID:28167152)
このまま行けば、安倍政権は改元後、平成で言えば平成33年まで続きます。五輪と改元を挟んで、このペースで行けばナチスまがいの独裁制が完成するには充分ではないでしょうか。何しろ今現在、日本は政権に対する批判能力が皆無といえる状態なんですから。
小林先生は初期ゴー宣から左翼と闘う場面がいくつもありましたが、それは、議論が成立する状況で、思想同士を戦わせることができたからです。
ポジションとしては正反対の筈の井上さんとの議論がとても爽快に感じられたのも、真正面から「議論」ができたからだと思います。
しかし、日本の政治はもはや思想を戦わせることができない状態です。力の論理だけで全てが動いていく状態です。安倍の再選を待つまでもなく、もうすでに危機的な状態なんです。
かつて佐藤優が卑怯な圧力攻勢を仕掛けたとき、小林先生と永らく批判しあってきた宮崎哲弥さんが、たとえ正反対の主張をする人物であっても、その口が封じられる位なら、その人を守る方に回る、と仰って、尽力してくれました。小池議員の態度は、この宮崎さんの義憤と同じように捉えて間違いないように思います。