配信お疲れ様です。朝から腹が立ってしょうがなかったですね。無論、安倍総理の馬鹿ぶりにです。

大衆は何があっても安倍総理を支持する。昨今流行りの自己責任論というのは、つまるところ「結果がすべて」という考え方です。お前がどう言い訳をしようがお前が苦しんでいるのは全てお前のせいだ、そういう理屈を支持する一方で、頑張っても結果が出ない「アベノミクス」に対しては甘々な評価をする。今回の北方領土交渉もそうですが、結果を見れば評価できないことを権力者がやっても、それに対しては最大限の物分りの良さを持って接するのが現代日本の大衆です。だから内閣に対する世論調査はいつも、「結果は出ないけど評価はする」という方向に赴く。おかしな話です。彼らはそのまなざしを一度でも隣人に向けたことがあるのでしょうか。あればもっと住みやすい国になっているはずでしょうが。

要は、大衆は自分たちで世の中のことを考えてどうこうしていく気力も反省しようという気もない。どこまでも権力者に依存して、いつかなんとかしてくれると甘ったれた他力本願に縋っているから、こういう矛盾した結論を出すのではないか。ふだん人様には過剰な努力を要求する癖に、「自分を努力なしに救ってくれるかもしれない権力者様」の不毛極まる努力には最大限の敬意を払う。まさしくご主人様のお情けを期待してあんぐり口をあける奴隷根性そのものでしょう。これが民主主義の末路なのでしょうか。