象徴天皇制を何故、保守派が嫌がるのか？
自分なりの考えを書いています。
一つは神聖不可侵な天皇がイギリス王室のように開かれた皇室をやってよいのか？これは昭和天皇の時代から批判はあったようで、三島由紀夫は週刊誌天皇と名付けました。国民と距離が近いのではないか？気軽に手を振るのはどうか？とかですな。
今上陛下が即位をすると昭和天皇よりも被災地、福祉施設に訪問し、国民との距離を近くしています。
昭和天皇からの流れで「本来の天皇の尊厳を汚している！」と不満がどんどん溜まっていくわけです。
そこで彼らが活路を見出しのは宮中祭祀。この神聖な空間のお祭りにより日本の近代化の暴走を食い止め伝統回帰できる！とかここ10年くらいの話ですね。
彼らから見たら今回の譲位については裏切り行為に見えたんじゃないですか？祭祀ではなく公務を最優先にしているから譲位だと！みたいなね。
公務なんかやっているから祭祀ができないんだ！みたいな感じかと思いますな。