うーん、だからですね、「大学に入れば就職できる」という幻想が現実とかけ離れてるとしてもですよ、「じゃあ、どうやったらこの凡人の子は普通に三食たべて家庭をもって、普通でいいから幸せに暮らせるの?」っていう不安に応えられるモデルが存在しないじゃないですかね?少なくとも必死で学費を積み立てている母親の目の前には。 根本的には大学に進学できるかどうかよりも、「この子はちゃんと生きていけるだろうか」という不安が、金額を伴って瞭然と突きつけられている現実が緩和されないと、おちおちしてらんないんじゃないですかね。 喫緊の課題として、今この時点で飢えている子供たちの命を繋ぐためには、社会保障の整備は当然必要だと思います。そしてそのことは、「たとえビンボーでも、生きていくことはできるんだ」という安心に繋がると思います。同時に、やはり中間層の形成が必要だと思うのです。余程の統制経済でもない限り、今の貧困層の規模で、たとえば生活保護のような措置を取り続けたら、だいぶ早い段階で財政破綻するんじゃないですかね。平凡な人が平凡に暮らしていけて、ビンボーな人を支えてやれるくらいの社会にしたいもんです。
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小林よしのりチャンネル
(ID:28167152)
うーん、だからですね、「大学に入れば就職できる」という幻想が現実とかけ離れてるとしてもですよ、「じゃあ、どうやったらこの凡人の子は普通に三食たべて家庭をもって、普通でいいから幸せに暮らせるの?」っていう不安に応えられるモデルが存在しないじゃないですかね?少なくとも必死で学費を積み立てている母親の目の前には。
根本的には大学に進学できるかどうかよりも、「この子はちゃんと生きていけるだろうか」という不安が、金額を伴って瞭然と突きつけられている現実が緩和されないと、おちおちしてらんないんじゃないですかね。
喫緊の課題として、今この時点で飢えている子供たちの命を繋ぐためには、社会保障の整備は当然必要だと思います。そしてそのことは、「たとえビンボーでも、生きていくことはできるんだ」という安心に繋がると思います。同時に、やはり中間層の形成が必要だと思うのです。余程の統制経済でもない限り、今の貧困層の規模で、たとえば生活保護のような措置を取り続けたら、だいぶ早い段階で財政破綻するんじゃないですかね。平凡な人が平凡に暮らしていけて、ビンボーな人を支えてやれるくらいの社会にしたいもんです。