軟体社長 のコメント

トッキーさんがUPしたゴー宣道場の門弟さんのメールに対して、感じた事を書いてみます。
自分勝手な意見なので失礼な事があればご指摘下さい。
三浦さんの意見に対して

「誰もが、何らかの企業に属する必要はなく、自由業や職人の道もある、確かにその通りかもしれません。
 でも例えば、職人さんとして自立し、家族を抱えて生きて行けるようになるのは、 
 もっと厳しく険しい道なのではないでしょうか」

とのお考え、製造業の底辺職人である私には少し違うように感じます。
どんな職業であれ厳しく険しい道は変わりありません。大学を出て大手企業に就職するという事が簡単な道という訳でもありません。どんな職業でも成就するには大変な努力を必要とします。
三浦さんは、「一般論」として言われている「高校→大学→就職」に疑問を感じていらっしゃるのだと思います。
要するに「廻りと同じ考えで進路を決める事」に対して、視野を広く持ったほうが良い、という事では?

皆様の感じる「職人」とはどの様な人でしょうか?
魚屋も、料理人も、農家も、漫画家も、私のような金属加工業もすべて職人です。
いわゆる「生産者」が日本の底辺を支えているのであり、消費者までに流通する過程の職種の方も支えている事になります。
日本の底辺を支える「職人」への道が、いわゆる「エスカレーター式進学・就職」よりも厳しいと感じるのは間違いでは無いでしょうか。(勿論、向き不向きはありますがそれはどこの世界でも一緒でしょう)
要するに職業に対する「覚悟」が必要なだけであると感じます。
人間、やる気があれば対応は出来ます。精神論と捉えられるかもですが、職業に貴賎は無いという事、職業の好き嫌いをしなければ、まだ道は沢山あると思っています。

小林先生のような方は「天才」ですが、その元に集うよしりん企画の皆様は「天才を支える才能」がある。
天才ではなくとも天才を支える職人には努力次第でなれる。自分がどういう立場で仕事をするかだと思います。

ちなみに私は最終学歴・中卒で、26年間同じ職を生業としています。
此処に書き込まれる皆様の様に「学」も無ければ「知識」も持ち合わせていませんし、難しい事は「直感」を頼りにする人間です。的外れな事を書いているのであればご容赦下さいませ。

No.195 96ヶ月前

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