正直、「これだけ濃密な内容を、千単位の購読者数だけで独占していて良いのだろうか？」という無意味な後ろめたさがあったのですが、この度『ライジング』が単行本化されるということで安心しました。
「何かニュースがある」→「ゴー宣でよしりんの解釈を確認する」
という一連の流れが十年来、半ば習慣化していた私のような、いわゆる「SAPIO立ち読み層」は全国に万単位で存在したであろうことを考えると、ここ最近『ゴー宣』に触れることが出来ずにトチ狂った方々を救済する意味でも、単行本化はまことに喜ぶべきことです。

しかし、スポーツも演劇も音楽も道場もライジングも、ライブ感が醍醐味。リアルタイムで読んでこそ意味がある。そもそも『ライジング』は、加入した週の記事からしか読めませんので、
「ある程度溜まってから加入して、まとめて読もうっと♪」
なんて姑息なことは、システム上不可能。バックナンバーは（少し割高な）別料金を払わなければ読めません。
………と、目次とコメント欄だけ読んでいる非会員の皆様に早々に加入することをお薦めしてみます。

え？「お前は小林のまわし者か！」って？
いえいえ、単なる「よしりん推し」なだけです。