ＤＤＤ団ではない立場でおもうことをひとつ。
問題の核心は女系男子が天皇になることであって
女性であれば男系、女系どちらからも天皇になるのに
反対する人は少ないと，まともな考えであればおもうのである。
逆に女系男子が皇族以外の男性からの出自であると認められないので
女性が天皇になる確率が高くなる。
これは女系男子を警戒しているのであって，女性差別というよりは
男性を女性よりも危険な存在として見ている見方が根底にあるかと考えます。
他のまともだと私見でおもう人間の意見を見ていると女性天皇の婿さんに
国外からの人間を巧妙に近づけてくるとか，そういう事態を心配している
人が多いように見えますので、女性差別とはまったく違うと思うんでよね。
ＤＤＤ団がどう考えているかは別として。
これは移民問題とも密接に関係している問題で中国があのように
一つにまとまれないのはアメリカと同じく移民族間での争いが絶えなかった
からであったわけですが，日本は幸いなことに天皇の子孫が国を治める統治形態を
存続して来たわけで，そこに別種の人間が”統治者の象徴”として入る余地を与えるのは
かなり国としての基盤を揺るがす問題であると当然考えるわけです。
日本人としてという明確な線引きをいうと何かと差別という問題に
結び付けてくる輩も多く（どこからが日本人かなどと）それを排除する意味合いで
”皇室関係の男子”という括りで問題に至る経緯を回避しているんだと考えます。
それが，わかっていて問題ないと考えておられるのであれば別にいいんですけどね。