叢叡世 のコメント

さて、私も年末企画に参加しましょう。長くなりますがご容赦を。栓抜きせんといて。

【名言部門】
「連合生理軍」
これ、実際はよしりんにきいてみようという生放送の中でもくれんさんが仰った言葉なんですよね。
熊本地震の時に「生理用品が仕分けで捨てられている」と言うデマが飛び交って先生がそれに言及したら炎上してしまったという曰くつきの「事件」でしたね。
後からデマだと分かってもNHKの朝のニュースで「生理用品が捨てられているそうである」というデマFAXをそのまんま紹介してしまったから「意図的に流されているな?」とQ&Aで先生が回答されてましたね。
私もその言葉「連合生理軍」をコメントや質問欄で使ってますが、「電車の中で化粧することは男社会への抵抗だ!」みたいな明らかに可笑しな言説を支持してみせる層なんか正にそれだと感じますよね。
デマやトンデモであってもそれを支持してゲバ棒を振り回す人達の事を「連合生理軍」と呼ぶことにしています。
ただ、危惧すべきは昔はあしらわれた「電車の中での化粧」が今度はそれを敢えて支持する層が増えたと言うことでしょう。
徒然草85段「狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり。」と言うフレーズがあるみたいですね。ただこれは処世術のようですが。

「エディプスコンプレックスを克服してないガキ」
これも私の質問の回答でしたね。
炎上するのは父親に何とかして勝とうとする子供の心理でしたよね。
偶にこのコメント欄に来る構ってちゃんもこれでしたね。
揚げ足取ってまでも勝つ行為って、人生に成功体験(失敗体験も)がなかったからでしょう。
電車化粧を支持する人達も明らかにおかしいのが分かっていながら群れて狂人の意見と合わせて「社会通念(=男性社会、父権的社会と思い込んでいる連合生理軍)」を打倒しようとする子供の心理状況が現れていましたよね。


【珍言部門】
「乳!尻!股!」
これ覚えてますね。
コンビニで見かけたその字だけを大書したムックだったようですが。今後東京オリンピックで外国に恥ずかしくないようなデオドラント化した社会を目指すそうでそういった本が今後売られることがなくなってしまう虞が出て来そうですね。

「DDD(男系・男子・大好き)団」
年末と言うか、これ滑り込んできましたね。
今年の全てです。説明は要らないと思います。

【出来事部門】
「◆4月の出来事17日:よしりん「非常時に配布すべきもの」のブログに対して、瀧波ユカリ氏を先頭にデマと煽動の不謹慎狩り発生。」
「◆7月の出来事28日:5月15日付ブログ「下流老人の解決方法」の一節と、凶悪犯・植松聖の妄言を結びつけたバッシングが発生。」
私はこの2つの出来事に注目しています。
みんなリテラシーが無くて読み違えて、というよりも初めから読むつもりもなくただ相手を攻撃したいから揚げ足を取って槍玉に挙げて勝利したかっただけなんじゃないかと思います。
それこそ、「エディプスコンプレックスを克服できないガキ」の集まりなのでしょう。
本当は分かっているのに、安倍政権を倒せないから「ネトウヨの生みの親」と称していつまでも攻撃してきている彼らの敗北根性が滲み出ていると感じます。

シン・ゴジラを手掛けた庵野秀明監督の劇場版ヱヴァンゲリヲンは父親に構って欲しい子供の物語でした。
親なんてとっくに関与していないのにいつまでも親の呪縛に囚われて自立が出来なくなってしまっている「子供」が多いのでしょう。
庵野は「父親である宮崎駿」に評価をしてもらおうと必死に物語を通じて抗っていました。
宮崎駿は「息子である庵野秀明」を認めてはいるものの庵野自身は「克った」とは感じていないのでしょう。
父親はその先をずっと行っているのでそりゃあ鬱になってしまうでしょう。
今度は宮崎駿はCGアニメを手掛けるそうでもうこりゃ誰も敵わなくなっちゃいますよ。

さて、新海誠監督が強大な父親に如何にして対抗できるか見ものです。
千と千尋は化物映画でしたからね。文字通り。
因みに、千と千尋も「親の前では自立を捨ててしまう永遠の少年少女」の物語のようです。

No.244 90ヶ月前

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