遅ればせながら ザ・議論! を購入し、 楽しみながら少しずつ読ませていただいています。 まだ第1部 天皇制 の中ほどまでですが。 井上先生と小林先生の、皇室に対する考えの違いは、 8月8日の玉音放送 「天皇として大切な、 国民を思い、 国民のために祈るという務めを、 人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、 幸せなことでした」 の受け取り方に出ているような気がしました。 井上先生は、宿命を背負った天皇陛下は、 その境地にたどり着かなければ仕方がなかったという解釈。 小林先生は、神聖な心の世界にたどり着かれた陛下の、 真心からのお言葉であろうという解釈。 お二人とも、陛下の私を犠牲にしていただいて申し訳がない という想いは共通しているのに、 そこからたどり着く答えが異なるということに、 また人の味わいがあるように感じて、面白いです。 いつも知的欲求を満たしてくれる、面白い本をありがとうございます。 じっくり読み込んで、今度は、 井上先生の著書にも挑戦してみたいと思います。
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(ID:1079534)
遅ればせながら ザ・議論! を購入し、
楽しみながら少しずつ読ませていただいています。
まだ第1部 天皇制 の中ほどまでですが。
井上先生と小林先生の、皇室に対する考えの違いは、
8月8日の玉音放送
「天皇として大切な、
国民を思い、
国民のために祈るという務めを、
人々への深い信頼と敬愛をもってなし得たことは、
幸せなことでした」
の受け取り方に出ているような気がしました。
井上先生は、宿命を背負った天皇陛下は、
その境地にたどり着かなければ仕方がなかったという解釈。
小林先生は、神聖な心の世界にたどり着かれた陛下の、
真心からのお言葉であろうという解釈。
お二人とも、陛下の私を犠牲にしていただいて申し訳がない
という想いは共通しているのに、
そこからたどり着く答えが異なるということに、
また人の味わいがあるように感じて、面白いです。
いつも知的欲求を満たしてくれる、面白い本をありがとうございます。
じっくり読み込んで、今度は、
井上先生の著書にも挑戦してみたいと思います。