だふね のコメント

 200号配信、おめでとうございます(^O^)
 先生の論文も、ここを盛り上げる読者の皆さんのセンスも素晴らしいですが、みなぼんさんの仕事ぶりがすごいと思います。いつまでも末永く…はむずかしいかも知れませんが、できるだけ長く、先生を支えていてほしいです。
 今号もストーカーについての論考でしたが、単なる異常者として扱うのではなく、「依存対象から強制的に切り離す治療が必要な患者」としてとらえるという内容を読んで、あるドラマを思い出しました。雛形あきこの「ストーカー・誘う女」です。もう20年位前ですが。妻子ある男性につきまとう雛形のストーキング行為については、専門医(小林稔侍)が「恋愛妄想である」と察知して接近を試み、根気強く治療に当たろうとする話だったと記憶しています。入院させたとかいう具体的な場面はありませんでしたが、ストーカーの恐怖が主軸ではなく、あくまで病気がそうさせているのであり、何か事件を起こす前に治療によって立ち直らせなければならないという描き方だったような…。
 でもそういった見解は世間ではあまり広まらず、ストーカーはただただ不気味で怖い存在だという決めつけの前で、多くの人は思考停止してしまいます。
 自分自身が被害に遭って、少なからぬ煩わしさがあるにも関わらず、誰にでもいつ何時ふりかかるかわからない問題なら、何ができるか考えなければならないのではないか? とライジングで取り上げた先生の姿勢には脱帽です。
 ストーカーについてのことなど、医療は発達していて、研究が進むにつれて意見が変わっていき、昨日の常識は今日の非常識、という法則がありそうですよね。というわけで、先生の医療マンガを期待しています(´艸`*)
 先生のおっしゃるとおり、執着をなくす訓練も必要ですが、親の教育どおりの成果が出るとは限らないのが子育ての難しさですね。裏目に出るケースもありますから。
 親が子に何でも買い与えることそのものより、それを何故与えるのか、何か意味をもってしているのか等を、親が考えていなくて子供に説明できないのが問題なのだと思います。支配下において物は与えても、心を与えていないのだから。子供たちには「これらは手に入って当たり前のものじゃない」と、私は親としての心をしっかり伝えなければと考えました。

No.161 95ヶ月前

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