連投すみません。そしてストーカーのようにしつこくてすみませんがゴー宣の感想を。 今回はゴー宣初期の絓秀実氏や西部邁氏をイジる話に通じる面白さでした。相手が小物過ぎる点はさておき。 承認願望の肥大という点で、少し切り口は違いますが。90年代に「うしおととら」を大ヒットさせた藤田和日郎先生の「読者ハ読ムナ」という本の中で、「自分の好きな映画を誰かが批判したからといって、自分自身が批判されたわけじゃないんだからムキになるな」といった内容の一節がありました。「むしろその人がなぜその映画を酷評するのか、どの部分が気に入らないのか、どうすれば面白かったのかを聞いてみることで、その人が喜ぶものは何なのかが見えてくる」という話で、心に刺さった部分です。 自分の好きなものを拒まれるとか、意見を批判されると、つい相手を敵だと思いがちですが、生身の自分の評価とは切り離して客観視することがまず重要だと思います。私も好きなものをバカにされるとつい反論してしまいそうになるので、自戒するところです。 そうそう、木蘭先生の名探偵振りが冴え渡った週末でしたが、「わたくしの人たち」外伝「宗子と誠一の国家事業」はいかがでしょうか(笑)
チャンネルに入会
フォロー
小林よしのりチャンネル
(ID:28167152)
連投すみません。そしてストーカーのようにしつこくてすみませんがゴー宣の感想を。
今回はゴー宣初期の絓秀実氏や西部邁氏をイジる話に通じる面白さでした。相手が小物過ぎる点はさておき。
承認願望の肥大という点で、少し切り口は違いますが。90年代に「うしおととら」を大ヒットさせた藤田和日郎先生の「読者ハ読ムナ」という本の中で、「自分の好きな映画を誰かが批判したからといって、自分自身が批判されたわけじゃないんだからムキになるな」といった内容の一節がありました。「むしろその人がなぜその映画を酷評するのか、どの部分が気に入らないのか、どうすれば面白かったのかを聞いてみることで、その人が喜ぶものは何なのかが見えてくる」という話で、心に刺さった部分です。
自分の好きなものを拒まれるとか、意見を批判されると、つい相手を敵だと思いがちですが、生身の自分の評価とは切り離して客観視することがまず重要だと思います。私も好きなものをバカにされるとつい反論してしまいそうになるので、自戒するところです。
そうそう、木蘭先生の名探偵振りが冴え渡った週末でしたが、「わたくしの人たち」外伝「宗子と誠一の国家事業」はいかがでしょうか(笑)