配信お疲れ様です。気が付けば10月も半ばに差し掛かり、夜風も冷えてまいりました。

男系派の人間観の浅薄さには、もはや溜息しか出ません。この人達はまともに男女とか家族とか親子とかそういったものと向き合ったことがないに違いありません。前にも申し上げましたが、自分ひとりで生きているつもりなのでしょうか。

人の家庭に首を突っ込んでどうこう言う前に、まず身近な人間、とりわけ家族がいるのであれば家族に愛情を注ぐべきでしょう。もし亡くなっているのであれば、丁寧に菩提を弔うべきです。そこから人間というものが始まるのだと思います。そういうことをきちんとやって、それから発言すべきです。彼らは人間として大事なものを失っています。

身近な人間に愛情を感じ、信じられない人間が、他人である天皇を尊重するなどということが、出来ようはずもありません。まして国家がどうとか世の中がどうとか、足元がおろそかな人間が論じることに何の意味がございましょうか。

生きるということを投げやりにしてはならないと思います。