おいちゃん のコメント

>>102さま

一応、人事を経験した立場から、回答になるかわかりませんが。
社内通称を使用している社員について、管理コストという意味では大して変わりません。私の会社は100人以下の中小企業でしたが、社員全員の顔を把握することができるので、逆に混乱は起こりにくいです。
ごくたまに、公的機関からの戸籍名での呼び出しがあった場合に、電話を取ったのが新人だったりすると「??」となるくらいですね。
それよりも、名刺や社員登録、取引先への挨拶など、結婚・離婚の度に非生産的な時間が発生することのほうがどちらかと言えばマイナスです。
なにより、姓を変更することによって物心共に仕事にやりにくさを感じてしまったら、本人の業務効率にも影響しますしね。

自分も結婚したときに、妻に聞いて初めて知ったのですが、結婚自体が嬉しいのとは全くの別次元で、生まれてから20年以上使ってきた名前を変えるということには、かなり抵抗があるということでした。最初は、「なんだ、そんなつまらないことを」と感じのですが、「じゃああなたが私の苗字を名乗ってよ」と言われたときに、先々想像してようやく、彼女の感じていた抵抗感がわかりました。
だって、今まで「私は〇〇です」と言っていたその名前は、結婚したらもう「私」とイコールではなくなるんですから。原告のいう「実績」はこの場合、「経歴」「過去」と言い換えてもいいと思います。
経歴がゼロになる、過去が消える、という不安は(実質そうはならないとしても)感覚としておかしくはないと思いますよ。
うちの場合は色々相談の結果、私の方の姓を使うことになりましたが、このとき妻の気持ちが聞けて良かったと思っています。

すみません長過ぎました。簡潔にまとめる力が欲しい…

No.109 99ヶ月前

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